2005年 04月 12日
SILMIDO シルミド
今日は昨日借りてきたDVD「シルミド」を見ました。
約35年前に実際に韓国で起こった事件を元にして作られた映画です。 主演はソル・ギョング、アン・ソンギなど渋い演技派俳優が勢ぞろい。 でもその人たちの大人な演技と、熱い若者たちのキャラクターが いい具合にぶつかり合ったりしてて「男たちの絆」が感じられる話でした。 話は1971年8月23日に起こった「シルミド事件」に向かって進んで いくわけですが、それまでの登場人物たちの様子が思ってたよりも 細かく丁寧に描かれてて、「むごい戦闘もの」っていう印象はあまり なかったです。 予告だともうとにかく訓練して、殺されそうになって怒りにまかせて 突撃ー!っていう感じだった(私はそういうもんだと思ってた)のですが、 予想してなかった訓練兵と指導兵のふれあいとか、指導長官の葛藤とか 「シルミド部隊」っていうひとつのかたまりとしてではなく一人一人の人間 同士として描かれてて感動できる場面がたくさんありました。 部隊のキャラクター達も個性豊かで私は2番班長の元組長のアジョッシと 若い指導兵のシーンがほっとして好きでした。その分二人のラストシーンは せつなかった・・・・・ あと厳しかった曹長(?)の最後のアメとか、最後の方で1番班長がソル・ギ ョングを「ヒョン」って呼び始めるのとかもう、とにかく色々せつなかった・・・ 「痛々しい」とか、「むごい」とか「かわいそう」とかより、「せつない」って言葉が 似合う映画でした。
by momokko3
| 2005-04-12 18:38
| 映画
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